僕の人形 原田栄夫作品展 -次回展覧会-

会期:2018年7月5日(金)-31日(火)
11:00-18:00 水・木曜は休み
入場無料







90歳を過ぎてから103歳まで、ちりがみで人形や動物をつくっていた原田栄夫さんの作品展です。手元に残された作品から約50点を展示いたします。




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 何を見てというわけでもなく、思いつくままに作っては改良を加えていきます。以前、ちり紙人形の作り方を聞いてみたことがあるのですが、「こんなの作り方なんてないの。こんな風にちり紙まとめてね、んぶ自分で考えて作ったんだからねー。」とどうやら特別決まった工法はなく、好きに作ればよいということのようでした。けれどためしに自分で作ってみても、とてもあのように絶妙なものにはならないのです。
 祖父の作る造形物は、ひとことでは説明がつかない。清廉で、可笑しみがあり、どこかはっとするような色気もある。端正さと野蛮さが同居しているような不思議な魅力があると思います。



                      祖父の人形 原田栄夫人形作品集あとがきより抜粋

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原田栄夫はらだ ひでお)
大正31914)年、秋田県阿仁生まれの東京都尾久育ち。
90歳を過ぎてから、ちりがみや紙粘土を使って女の子やさまざまな動物など、独自製法の人形を作り始める。
ついこのあいだ亡くなる直前まで制作を続けていた。最後の作は「ハシビロコウ」。
2018528日永眠(103歳とちょうど6ヶ月)。
趣味はカメラと植物。好きな食べ物はうぐいす豆です。
原田栄夫Twitter:@hideoharada99





ムゲン 展 -開催中-

会期:2018年6月1日(金)-26日(火)
11:00-18:00 水・木曜は休み
入場無料





ムゲン展

石田冲 / ふじのえみこ / 星野郁馬





ふじのえみこさんは鉄塔があることで社会とつながっているという。それは、実際に鉄塔写真家としてしか生きられないという彼女の性もあるのだが、電気は愛だというふじのさんの考え方にも通じる。電気や電波は鉄塔によって全国繋がっているそうだ。コンセントにプラグをさせば、それは日本中の鉄塔をめぐりめぐっている電気に通じる(地域によって電力会社が違ってもそこをつなげている鉄塔もあるらしい)すなわち、それは全く知らない人たちとつながる行為でもある。誰かとつながる。誰かと共有している。すなわち、電気は愛だということである。
そんな人と人をつなぐ鉄塔をかわいらしい、いじらしい存在として捉えて、作品にしている。ふじのさんにとって鉄塔は性別で言うと女の子で、「かわいいねー」といいながら撮影する。
さらに、ふじのさんの考えを広げれば、人間は現在の三次元世界では、水力・火力・風力・原子力で電気を発電することしかできないが、いずれ想像力で発電しようとする時代が来ると思っている。その世界では、脳という永遠のコンピューターを使って、時空を超えて電波を届けることができる。それは量子テレポーテーションというらしい。感情や思考やもの、つまり量子が時空を越えて移動するということ。遠く離れた人と会話が出来たり、まだ湯気の立っている暖かい料理を届けられたりする。そんな世界では、もはや鉄塔なんていらなくて、わたしたちひとりひとりが鉄塔みたいになるのかもしれない。その次元の世界では人間は見えないけど存在しているものなのだ、とふじのさんはいうけれど
本展ではふじのさんの鉄塔写真、ふじのさんと石田さんの共同による鉄塔の立体作品、星野さんの多次元立方体を展示します。



ムゲン展 出品作家

□石田冲
1945年福井県生まれ。22歳のときに長野県に移住し、あと放浪、茅野市にいたる。1989年よりステンドグラスを始める茅野の“フォーク・アーティスト”。


□ふじのえみこ   鉄塔写真家/写僧/でんでん商店店主
長野県松本市出身・山形村在住。2012年より鉄塔写真を撮り始める。「鉄塔は人のこころとこころをつなぐもの」を信条に、「鉄塔と自然」や「鉄塔と人々の暮らし」の風景を撮っている写真家


□星野郁馬
1990年新潟県生まれ。大学時代は数学科で高次元幾何学を専攻。大学院では美術科に転科し、美術教育および陶芸を学ぶ傍ら、多次元立方体の鋳造作品等を制作。現在は長野県内の中学校で美術を教えている。



山田衣 春・夏 新作展 -終了しました-

会期:2018年4月27日(金)-5月22日(火)
11:00-18:00 水・木曜は休み ※5/3(木)は営業します
入場無料








アノニム・ギャラリーでも人気の山田衣さんが、今年も新作の服たちを持ってきてくれます。お楽しみに。
山田衣の山田さんは初日から1週間ほど在廊される予定です。




山田衣 yamadengoromo

2006年より「山田衣」として活動を始め、大阪・沖縄・長野にて個展、グループ展を行う。現在は大阪・北浜のアトリエで制作中。山田衣HP→


柴田家の楽しい空間 展 -終了しました-

会期:2018年5月11日(金)-15日(火)
11:00-18:00
入場無料






着物リメイク洋服、手づくり腕時計親子展
「柴田家の楽しい空間」








昔懐かしい着物を余す所なく現代の洋服や小物に仕立てた母まゆみと、独特の歪みのあるステンドグラスをはめこんだ手づくり腕時計を生みだす娘織江の親子展です。



★柴田まゆみ
昔懐かしい着物を用いてちょっと遊び心のある洋服に仕立てています。
小物も胴裏を自分で染めて裂編したり、
着物の小さな布部分も装飾品にしたり
余すところなく着物生地で作っています。

作品点数
約80枚


★柴田織江
ステンドガラスを溶かしたり削りだしたりした手づくりの腕時計を制作しています。
物語が始まりそうな時計はつける人の心を和ませてくれます。
ベルトも木版で刷って染めたオリジナルの革のベルトで、
波打つステンドガラスと組み合わせることによってより温かみのある時計になります。

作品点数
約60点



参考ページ
http://olieblog.com/
https://www.froggywatch.jp/




お問い合わせ連絡先
TEL:090-9807-6124(柴田)
MAIL:owl-forest@s4.dion.ne.jp
HP:http://www.froggywatch.jp(織江)



風の工房の間間 展 -終了しました-

会期:2018年3月30日(金)-4月17日(火)
11:00-18:00 水・木曜は休み
入場無料



「風の工房で独特な強い世界を持った人たちが時間と空間を共有し手や口や頭を動かしてできる空気感や温度、質感。その『風の工房の間間(まま)』をアノニム・ギャラリーで感じてほしい。」











風の工房・・・社会福祉法人かりがね福祉会の生活介護事業所のひとつで、知的・精神障がいや自閉スペクトラム症の方が主に利用している福祉施設です。上田市真田町にあります。



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「風の工房」は長野県内の「アート系福祉施設」(というものがあるとして)としてはかなり早くから活動しているところです。県内のその世界では「はしり」だったと思います。
いつ行っても居心地が良くて、今なお自由でゆるやかな活動をしています。
今回の展覧会では「風の工房」をアノニム・ギャラリーにそのままタイムワープさせます。





【出張展】 レプリカレコード展 Mr.Dによる in 音楽喫茶something tender ー終了しましたー


会期 2018年3月16日(金)-4月18日(水)

月曜から水曜は10:00-18:00 金曜から日曜は11:30-18:00に営業
木曜休み(臨時休業あり)

場所 音楽喫茶something tender(松本市大手4-8-21) →HP

企画・主催 アノニム・ギャラリー

協力 NPO法人リベルテ、リバーサイドレコーズ






今回は出張アノニム・ギャラリー!something tenderの空間にアノニム・ギャラリーがやってきます。企画したのは、音楽喫茶ということにちなみ「レプリカレコード」展です。Mr.D(正式な作家名はリバー・サイド・レコーズ社長Mr.D)はいつかは展示したいと心に温めていた作家のひとりです。NPO法人リベルテ(上田市)において、「リバーサイド・レコーズ」という架空のレーベルを設立し、段ボールとペンで「レプリカレコード」を制作しています。レコード作品はもちろんのこと、プラバンで作られたレプリカレコード・ブローチや名言ハガキには彼の美学・哲学が表れています。アノニム・ギャラリーも良いけれど、まさしく音楽喫茶にふさわしい展覧会。カレーを食べながらぜひご覧ください。

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リバー・サイド・レコーズ社長 Mr.D
今まで聴いてきた洋楽や邦楽を名曲やディープな曲をピックアップして、レプリカレコードのA面とB面にして、それに合わせて自分のイメージした絵をジャケットの両面に描く。すべて、Mr.Dによる選曲・企画・制作によるものです。

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リバー・サイド・レコーズ会社説明 
色々なレーベルの垣根を超えて、数々の名曲などを僕なりに紹介していく、そんな事の出来る会社がリバー・サイド・レコーズです
(Mr.D)


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<コラボ企画記念イベント> 
「アノニムラジオ」やります!
アノニム店主とサムテン店主がラジオDJとなり、その場限りでON AIR!多彩なおもしろゲストをお迎えし生ライブもたっぷりとお届け。みなさまからのお葉書もお待ちしています(アノニムラジオ係迄)。


〇第一回放送                       
日時 4月8日(日)14:00-        
ゲスト ARAKI Shin(サックス奏者、作編曲家)             
観覧料 1500円(+1drinkオーダー) 


「Anonym gallery」という曲をつくってくれたARAKI Shinさんが東京からやってきます。どこにもない唯一無二の音楽。透徹した才能と類稀な即興性。

サムテン店主とのサックスデュオもあるとかないとか!



ARAKI Shin / 荒木真
サクソフォン奏者、作編曲家。

アルバム“PRAYER”、“A SONG BOOK”等リリース。

akira kosemura、EXILE、haruka nakamura、畠山美由紀、いろのみ、永山マキ、坂本美雨、sawako、関口シンゴ、sugar me、東京フィルハーモニー交響楽団等で録音参加、楽曲提供、編曲等。

ダンス、写真、陶芸、服飾等とのコラボレーションを数多く行う。
“Jazz Collective”の一員としてロシア政府より招聘を受け演奏。




〇第二回放送
日時 4月16日(月)14:00-
ゲスト 岡埜葡萄(朗読家)、武藤哲也(リコーダー奏者)
観覧料 1500円(+1drinkオーダー)



朗読会では半村良「能登怪異譚」より『蟹婆 (かにばあば)』と『夢たまご』の2編を読んでいただきます。どちらも能登地方の伝承に半村流のひねりを効かせた、ざわりと怪しいものがたり。方言でしか表現できない空気感、湿度とリコーダー演奏との不思議なクロスオーバーも合わせてお楽しみください。





岡埜葡萄

諏訪市出身。NHK文化センター朗読講師。東京・長野県内外で、武藤哲也のリコーダー演奏とともに宮澤賢治、小川未明をはじめとする近現代の文学作品を中心に朗読活動を展開中。

武藤哲也
茅野市出身。NHK文化センター講師。シオン音楽院リコーダー奏者。リコーダー・オカリナ教室 スタジオ・パパリン主宰。国内外の作曲家の新譜演奏・録音を手がける。


※ご予約・問い合わせ 0263-88-8861(something tender)まで。 



 

【巡回展】神宮司和子展 in ナノグラフィカ(長野市) ー終了しましたー

会期:2018年2月7日(水)-12日(月・祝)   10:30-17:00 会期中無休

場所:ナノグラフィカ(長野市大字長野西之門町930-1) →HP
   
主催:アノニム・ギャラリー

入場無料











震える人

                          

神宮司さん
自分自身に、打ち震える人
病気あり、どうにも不安になってしまう時しばしば
褒められると、有頂天になりふわふわと漂い
そして崖からつき落とされる様な不安にまた落ち込む人
その落差の中で、薬の副作用からくる震える手を持ちて描画する
画紙には タバコの煙とコーヒーの滴



神宮司さんには、たくましき生きる力あり

甲府 愛宕山山麓の雑草生い茂る小さな家からヌウと現われる白髪のやまんばの如き眼に光あり
したたかな強さと、
人生への柔らかき姿勢保たんとして
孤独と、病気の原にて
紙とペン持ちて自らを解き放ち
コツコツと持続の作業をする



打ち震える魂と生きぬくたくましさに、祝福あれぞかし




川口園子(山梨・人ねっこアートワーク)





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アノニム・ギャラリーとナノグラフィカさんとのコラボ企画。

昨年9月にアノニム・ギャラリーで初個展を開催した神宮司和子。
今度は長野市で新作も加えてお披露目いたします。

統合失調症の病気が私に絵を描かせている、障害者には障害者の心意気があるという神宮司。
描画歴僅か6年ということが信じられないほどの濃密な神宮司ワールドをぜひご堪能ください。



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会期中アノニム店主在廊予定です。
ナノグラフィカさんはとても素敵な喫茶室も併設しています。
ゆっくりあそびにいらしてください。