各作家に1つのシリーズもので24点の作品を制作してもらいました。
例えば、小学生がよく使うような丸小ビーズのアクセサリーを24色色違いでつくる。
24人分の歴史人物を描いたプラバン。
24色それぞれの色のイメージで生み出されたオリジナルテキスタイルの晒布。
24種の郷土玩具モチーフのおきあがりこぼしをそれぞれに見合った特注の硝子箱に入れる、といったような。
24点ずらっと並べて楽しむ、24の世界です。
出展作家
朝比奈天志
1982年 長野県岡谷市生まれ。小学4年生で不登校になり、中学校は特別学級通いを経て諏訪養護学校高等部へ。作業学習として籐手芸、革工芸を経験。卒業後、一般就労するも、1年で退職、岡谷つばさ共同作業所(現 希望の里 つばさ)入所。ミュージアム鉱研 地球の宝石箱や昇仙峡に行った事を機に天然石に興味を持つ。第2この街学園開設と同時に入所。併設の喫茶店にてビーズアクセサリーの展示、販売を行う。喫茶店の閉店後、第2この街職員とアノニム・ギャラリー店主の勧めにより、ビーズアクセサリーを展示している。今回は24色の色ちがいのビーズアクセサリーを作ります。
石崎健太郎
2008年東京都生まれ。小学3年生。三人姉弟の二番目。弟が好き。好きな教科は体育。好きな食べ物は肉まん。好きなものはボール。24人分の歴史人物プラバンを作ります。
松井ののこ
東京都生まれ。9歳の時に長野県に移住。多摩美術大学生産デザイン科を卒業後カナダに留学。マルゴ株式会社(横浜)にて、布製品の柄のデザインを手がける。是枝監督「そして父になる」小道具製作。作品の形にこだわらず広く糸と布、テキスタイルの可能性を探究中。本展では24色それぞれの色のイメージの柄を晒にプリントします。
石田冲×野村剛
ガラス作家・石田冲と画家・野村剛が本展限定のコンビを結成。24種の郷土玩具をモチーフにしたおきあがりこぼしをそれぞれに見合う特注ガラス箱に入れたコラボレーション作品を展示します。