【出張展】アサヒナビーズとローリング市場展 ―終了しました―


会期 2018年9月15日(土)-10月24日(火) 10:00-16:00 日・月曜休み(9/16日はopen)

会場 NPO法人リベルテ(上田市中央4-7-23) →HP


今年春に「レプリカレコード」展でお世話になりました「NPO法人リベルテ」さんのギャラリーで出張展を開催いたします。

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今回はアサヒナさんのビーズ・アクセサリーを展示します。
アサヒナさんはたまにバイクでふらっとアノニム・ギャラリーにやってきます。そして、ビーズの仕事道具を広げて、その日の注文品をその日のうちに作って帰っていきます。

アサヒナタカシ
 1982年 長野県岡谷市生まれ。小学4年生で不登校になり、中学校は学級通いを経て諏訪養護学校高等部へ。作業学習として籐手芸、革工芸を経験。卒業後一般就労するも、1年で退職、岡谷つばさ共同作業所(現 希望の里 つばさ)入所。ミュージアム鉱研 地球の宝石箱や昇仙峡に行った事を機に天然石に興味を持つ。第2この街学園開設と同時に入所。併設の喫茶店にてビーズアクセサリーの展示、販売を行う。喫茶店の閉店後、第2この街職員とアノニム・ギャラリー店主の勧めにより、ビーズアクセサリーを展示販売している。

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そして、ローリング市場のものも展示販売します。
ローリング市場とは、いらないものを誰もが持ち込める市場です。そして、アノニム・ギャラリーが安価に値段をつけて、どんどん売る市場です。ローリング市場ではノンセレクトがモットー。珍しいものもふつうのものも、とにかくお手頃すぎる価格で並びます。

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リベルテさんについて
リベルテは、太郎山が見下ろす上田市柳町を拠点として「表現と居場所」をコンセプトに福祉事業と文化事業を行うNPO法人です。古い蔵づくりの民家を利用したスペースにはアトリエとギャラリーがあり、日々色々なものが生まれます。

今回の展示では上田の町のイベント「トココト」に参加します。9/15(sat)・16(sun)の2日間は上田の町のいたるところでさまざまなイベントが行われます。詳しくはこちら→
アノニム店主は9/16(sun)にリベルテ在廊予定。


宮坂俊士 86歳の手しごと展 ―終了しました―



会期:2018年9月28日(金)-10月16日(火) 
11:00-18:00 水・木曜は休み





長野県諏訪市出身・在住の宮坂俊士さん(86歳)の人生初の展覧会です。若いころから身近にある素材で、趣味で、さまざまな作品制作をされてきました。宮坂さんの作品の特徴はどんどんサイズを小さくしていくこと。今では、小指の先ほどの大きさの木彫の鳥や1円玉に乗る小さな小さな折り紙作品などを制作しています。


宮坂俊士
1932(昭和7)年4月 長野県諏訪市生まれ。50歳 独学でバードカービングを始める。70歳頃よりミニチュアバードカービングとなっていく。このほか、趣味で始めた折り紙作品も多数。2003年、日本折紙協会の日本折紙コンテスト準グランプリ(出品作:「動物村の遊園地」)。86歳の今、5人の孫と3人のひ孫から元気をもらう日々。好きな食べ物は、タレかけご飯。


宮坂俊士さんより
幼い頃から手先を使うのが得意で、孫や子とはよく工作をして遊びました。例えば、水蒸気エンジンを載せた船を諏訪湖に浮かべたり、手作りした飛行機を霧ケ峰で飛ばしたり。いつしか小鳥の可愛さに惹かれるようになり、バードウォッチングが趣味に。野鳥彫刻「バードカービング」とは、鳥の飼育に熱中する中で出会いました。生きた鳥を使うはく製と違って命を奪わないことに魅力を感じ、自己流で制作を始めました。木材片を彫刻刀で掘り出し、野鳥図鑑を参考に顔彩絵の具で色付け。生き生きとしたまなざしを再現するために、丸く加工した眼を差し込んで仕上げます。これまでに手掛けた作品の数は100点余に上ります。鳥に限らず、制作した物を少しずつ、限界まで小さくするのが好きです。野鳥の彫刻も小さくしてみたら、思いのほか可愛くできました。それが、私の「ミニチュアバードカービング」の始まりです。小さい物でも本物そっくりを心掛けました。自然の中の姿を想像しながら、ゆっくり観賞ください。